草勢(そうせい)

草勢は、茎葉の伸長、葉色、節間、着果負担などに表れる作物の生育の勢いです。強弱だけでなく、栄養成長と生殖成長のバランスで評価します。

30秒で分かる 草勢

1勢いとバランスを見る

強ければ良いとは限りません。

2複数の指標で判断

葉色、節間、茎径、開花位置などを見ます。

3着果負担も考慮

果実数が多いと草勢が低下しやすくなります。

4急な補正を避ける

灌水、施肥、温度を記録し段階的に調整します。

草勢とは

草勢は、作物の茎葉が伸びる勢いや全体の生育状態を表す実用的な言葉です。数値一つで決めるものではなく、栄養成長と開花・着果などの生殖成長の釣り合いを見ます。

観察する指標

茎径、節間長、葉の大きさと色、先端部の形、開花位置、着果数、根の状態を継続して観察します。品種、生育段階、天候、仕立て方によって基準は変わります。

強すぎる場合

茎葉が過繁茂になると、株内が暗く多湿になり、着果不良や病害の増加を招くことがあります。窒素や灌水を急に止めるのではなく、日射、根域、着果負担を含めて原因を整理します。

弱すぎる場合

葉が小さい、茎が細い、伸長が止まる、果実肥大が鈍る場合は、根傷み、水分、肥料濃度、温度、病害虫を確認します。

管理への生かし方

同じ位置・同じ時刻で定期的に記録し、灌水、施肥、整枝、摘果、温度管理を小幅に調整します。単に「強いほど多収」と考えず、収穫を持続できるバランスを目標にします。

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